2012年06月26日

病気になったら行くところ 改め 病気でなくても行くところ

先日、放射線技師をされている30代の男性と
偶然お話しする機会がありました。

放射線技師さんというのは、
乳がん早期発見に欠かせない検査機器「マンモグラフィ」で
乳房を撮影するお仕事です。


ピンクリボン、すなわち
乳がん検診を受けて早く乳がんを見つけましょう
という活動のお話になったとき、その方は

 病院が
 『何もなくて(早く見つかって)良かったね』
 というための場所になって欲しい

とおっしゃいました。

病院は、病気になったら行くところ、病気を治しに行くところであって、
病気を(早く)見つけに行くところという発想はまだまだ少ない。
その発想が変わってほしいのだと言います。


現場では、外見からも明らかにおかしい、
たとえるなら”ザクロのような”腫瘍が目で見える状況になってから
病院に来る人がいらっしゃるのだけれど、
もっと早く来てくれれば、もっと小さな手術で済んだのでは、、、、
と思うと。

当団体の代表も検査の現場におり、
同様のことを言っていました。


医療現場にいる方でないとわからない、
早期発見への切なる想いだと思いました。


検診受診を受けるようになったという知人の自由業の40代女性は
検査を受けていれば、たとえ病気が見つかったとしても

 早く見つけられてよかったね。
 最善を尽くした結果、この状況の病気が見つかったのだから。

そう、前向きになれるのではないか、と話してくれました。
私もそう思います。


自由業、主婦などは、会社が予定を組んでくれませんから
検診を受けずに済ませがちです。

私たちはバースデーマンモという、
誕生日(誕生月)に乳がん検診を予約する習慣を
おススメしています。

未来の自分のために、
検診をプレゼントしませんか?


ご主人やパートナー、お子さんからは、ぜひ
誕生日が近いお母さん、パートナーに
「用事やっとくから、検診いってきなよ」
と、検診にいく時間をプレゼントしてあげてください!



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Posted by ピンクリボン紀南 at 12:33│Comments(0)スタッフ日記
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